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利用者の声 06

「病院の未来につながる機械だ」とワクワクしました

清水大輔 様
横浜市立みなと赤十字病院 院長補佐 兼 院内搬送WG長

新たな搬送手段に選ばれたのは、一番導入が現実的なロボット

搬送用ロボット導入を考えるきっかけとなったのは、自走台車設備の老朽化です。20年前の開院当初から稼働していた75台の台車は徐々に故障し、最終的に使えるものは12台に。台数が減った分の搬送業務は人手に移行していきました。そこで、医師・看護師・薬剤師・生理検査技師・放射線技師・調度課・施設課など、特に物を運ぶことが多い現場の部署を横断したワーキンググループを結成し、新たな搬送手段の検討を始めました。

さまざまな選択肢から一番現実的な手段を模索する中で、搬送用ロボット、中でも川崎重工のFORROが選ばれました。決め手は、エレベーター連携を含めた実績とノウハウの豊富さです。他社のロボットも幅広く比較しましたが、マッピングから走行開始までのスピード感や、小回りの効き方は、FORROが何枚か上手に感じました。

導入後、どれだけの効果が出ているか調査した結果、旧来の台車使用に加えて看護助手1人分に相当する搬送業務をFORROが担ってくれていることもわかりました。私はFORROを初めて見た時から「これこそが病院の未来につながる機械だ」とワクワクしていたのですが、その期待を裏切らない働きぶりに今では頼もしさも感じています。

横浜市立みなと赤十字病院2

みんなに愛されるFORROは、病院の明るい未来の象徴

導入当初は、ロボットという新しい存在に身構えていた職員も少なくありませんでした。しかし、使っていくうちに「かわいい」「来てくれるとちょっと嬉しい」という空気に変わり、今では院内全体で愛着を持って迎えられています。FORROの優れた点として、モニターに表情豊かな目が映し出されることも大きいのではないでしょうか。無機質なロボットはどのような挙動をするかわからず、少し不安を覚えますが、顔があるとやはり生き物のように意思を感じ、それが安心につながるという発見もありました。

当院の2台のFORROには、「まもるん」「つなぐん」という愛称がついています。名前を公募した際、患者さんと職員が、開院20周年のブランドスローガン『もしもを守る いつもへつなぐ』から着想を得て寄せてくれた案です。ロボットが人や生き物のように受け入れられるにはまだまだハードルがあると思っていましたが、FORROが職員や患者さまから歓迎される様子を見ていると、この先も当院は時代に合わせて新しい物事に挑戦できる、そんな希望をもらっています。