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Stories 開発者の声
開発者の声 01
ロボットが活躍する未来は、人が本来の仕事と向き合える世界。
小倉 淳史
近未来モビリティ総括部 グローバルマーケティング&セールス部
わずか3秒の待ち時間が、ストレスになってしまう。
開発で特にこだわったのは、UXの部分です。現場の意見に、とにかく耳を傾けてきました。例えば、FORRO前面のドアは電動で開閉する方が私たち開発者は使いやすいと思っていました。しかし、実際に使う看護師の方は、手で開閉できる方が実用的で早いそうで、あえてドアを手動に変更したことがありました。エレベーターでの人との相乗りでも、FORROが降りた後、中の人は扉がすぐに閉まらないことに違和感を覚えます。エレベーターの扉の制御をロボットが操作していた時間はわずか3秒。それでも閉るボタンを何度も押していました。これら現場でしかわからない声や人間の行動を丁寧に拾いあげたからこそ、日常に受け入れてもらえる心地よいロボットを開発できました。
人がやらなくてもいい仕事を、担える存在がFORRO。
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私個人として配送用ロボットは、他の誰かにやって欲しい仕事を頼める存在であって欲しいと思っています。今の世の中には、人がやらないといけない仕事があるのに、やらなくても良いことに時間を使われている場面が多くあります。例えば病院では、看護師の方は患者を診るために働いているのに、エレベーター待ちで1日の大半を使ってしまう。本来の仕事に時間を使えないことで、看護師の仕事自体がつまらなくなってしまうのは、残念で悲しいこと。それが色々な業界でも起こっていると思います。FORROは、人でなくてもいい仕事を減らせる存在、経営を助けられる存在になって欲しいです。