About FORRO FORROとは
A society where humans and robots work together
ヒトとロボットの共存する
社会の実現を
深刻化する人手不足。その答えのひとつとして生まれた、屋内配送用サービスロボット『FORRO(フォーロ)』。モノの配送をロボットに任せることで、ヒトならではの価値をより発揮できる社会の実現を、川崎重工は目指します。
Applicable area FORROが活用できる場所
- 医療施設
- 宿泊施設
- マンション
- オフィス
例えば医療現場の場合
より患者さまと向き合える
医療現場へ
医療現場では人手不足による病院スタッフの負担が増加する中、働き方改革により更なる業務効率化が求められています。我々はこれまでヒトが担ってきたあらゆるモノの移動に着目し、気軽に導入できる効果的な無人物流という切り口から、病院スタッフが本来の業務に専念できる医療現場の実現に貢献します。
Features FORROによる配送サービスの特徴
- Feature 01
いつでも、どこでも走行可能
人通りの多い日中も、人手が足りなくなる夜間も、幅広いシーンでスムーズな自動走行が可能です。
- Feature 02
人とエレベーター同乗
エレベーターでの人との相乗りが可能です。ベッド搬送などでスペースが必要な際は、ロボットを途中階で下車させることもできます。
- Feature 03
大容量、自由自在の収納スペース
容量約100L、最大30kgまで搭載可能な収納スペースをもち、棚の取り外しや高さ調整など用途に応じてカスタマイズ頂けます。
- Feature 04
簡単導入
業務効率化につながる個別の運用方法のご提案から、インフラ設備の改修まで、導入に必要な工程を一貫して対応します。
- Feature 05
安心のアフターサポート
24時間体制のオペレーター対応、導入後の運用方法見直しのご相談など、安心してFORROをご利用頂けるようサポートします。
Appeals FORROによる導入効果の例
- Point 1
FORRO1台で3人分の配送を
配送スタッフ3人分の業務を、FORRO1台で担いました。
- Point 2
配送業務を44%減少
複数の配送スタッフが担う配送業務の44%をFORROが担い、配送業務から看護業務へのタスクシフトを実現しました。
※時間換算の効果です。 - Point 3
人の移動距離を22%削減
配送業務をFORROに任せることで日常的な移動を減らすことができ、身体的な負担の軽減にも寄与しました。
※距離換算の効果です。
FORROは24時間稼働できるため、医療スタッフの少ない夜間のERや病棟などからの検体の搬送なども日中と変わらず対応可能です。夜間~早朝までの看護補助者がおらず医療スタッフも少ない時間帯に、病院と同じく24時間稼働するFORROのおかげで看護部の70%が配送業務の時間が減ったと回答しました。
医療現場からの声
-
最初は抵抗があったが、
今は導入されて業務計画も立てやすく本当にありがたい(看護部) -
検体到着時、すぐに対応できないときにお待たせして
看護・検査お互いに不快な思いをすることが無くなった(検査部)
How to use FORROの使い方
FORROを呼び出す
専用端末(オプション)から、登録した指定の場所にFORROを呼び出します。事前に目的地やスケジュールを設定し、定期巡回させることも可能です。
※充電ステーションで待機中のFORROに配送物を積み込む場合は、このステップは不要です。荷物を積み込む
ICカードをかざすと、収納スペースの扉のロックが解除されます。配送物を積み込み、扉を閉めると自動でロックがかかります。
行き先を指定
タッチパネルで行き先を選択し、出発ボタンをタップします。複数の行き先を指定し、巡回配送させることも可能です。
目的地に配送する
センサーで周囲の状況を読み取り、人や障害物を避けながら目的地まで自動配送します。人の手を介さずに、エレベーターの乗り降りや、セキュリティドアを通過することも可能です。
荷物を受け取る
ICカードで収納スペースのロックを解除し、配送物を受け取ります。タッチパネルで出発ボタンをタップをすると、次の配送先または充電ステーションに向けて発進します。
※FORROが到着した際に、専用端末(オプション)に通知を送ることもできます。Ability FORROが運べるもの
FORROは様々なシーンで活躍することが出来ます。
ここでは一例としてFORROが医療施設において運べるものをご紹介します。
例えば医療現場の場合
- 検体
- 薬剤
- ME機器
- 書類、荷物
- 手術用器材
- etc
Feature Video FORROの機能紹介動画
Reviews 利用者の声
利用者の声一覧Stories 開発者の声
開発者の声一覧Cases 導入実績
- 愛知県
-
- 藤田医科大学病院
- 東京都
-
- 藤田医科大学東京 先端医療研究センター
FAQ よくあるご質問
施設内で運用するためにはロボット以外に何が必要ですか?
FORROが走行するためには公衆の4G/LTEの通信環境が必要で、専用のWi-Fi設備等を構築する必要はありません。また、エレベータでの階層移動やセキュリティドアの通過が必要な場合は、別途各制御盤の改造と連動システムの導入が必要です。連動システムは弊社で一貫してご提供できます。
お客様と接触しないか心配です。
FORROは高い自律走行性能を有しており、障害物や歩行者がいれば自動で回避・停止を行います。回避可能かを自分で判断し、回避できる空間があれば回避走行を、空間がなければ停止をして空間ができるまで待機します。
頭の回転している部分はなんですか?
頭部の回転している部分は自己位置の認識や障害物の検知を行うためのセンサーです。ロボットの稼働中は常時回転をしており、周辺が混雑すると回転速度が遅くなります。また、手等の接触により停止させることも可能です。強制的に停止させた場合はブザー音が鳴りますが、機能上問題ありません。
エレベーターやセキュリティドアはどのように連動しているのですか?
エレベーターやセキュリティドアの制御盤に対して動作信号を送る連動システムを施設に設置させていただき、連動システムとロボットが通信を行うことで、人の手を介さずに移動しています。
ロボットは購入可能ですか?
FORROはロボット単体での販売はしておりません。ロボットを用いた配送サービスとしてのご提供となります。詳しくはお問い合わせフォームよりご相談ください。
ロボットの操作や運用は難しそうで扱えるか心配です。
FORROは導入前のご相談から導入作業、アフターサポートまで一貫で対応いたします。ロボットを扱ったことがないお客様でも安心してご利用いただけます。また、操作方法は非常にシンプルで直感的な操作ができるため誰でも気軽にご利用いただけます。